10周年

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TIFFの記事を書かないまま（そのうち書くでしょう）、フィルメックスの時期になってしまいました。昨年は事情により２作品のみでしたが、今年は例年並みに観られそうです。祝・10周年記念！なのか、30年代日本映画黄金期、メルヴィルの特集と、かなり豪華なラインナップですね。

アジア映画では、『台北24時』のラストパートで見事な泣き顔を披露してくれたツァイ・ミンリャン監督の新作『ヴィサージュ』、注目のロウ・イエ監督の作品『春風沈酔の夜』、イラン映画という括りを逸脱するバフマン・ゴバディ監督とハナ・マフマルバフ監督の作品、タイ・ニューウェイヴの旗手ペンエーグ・ラッタナルアン監督作『ニンフ』、待ちに待ったチャン・ツォーチ監督の新作『お父さん、元気？』、前売り券のがしちゃったけどパク・チャヌク監督作『サースト〜渇き』など、これまた旬の監督たちの話題作目白押し。今勢いのあるマレーシア映画、スチール写真がインパクトのあるスリランカ映画もすごく気になります。