電影2019 [中国]
中国映画祭「電影2019」
去年は日中平和友好条約40周年ということで特別なのかと思っていたら、今年も。このまま恒例化するんでしょうかね。有楽町で「電影2019」のプログラムから楊瑾監督『駐在巡査 宝音(ボヤン)』、唐高鵬監督『選ばれざる路』、ソンタルジャ監督『アラ・チャンソ』の3本を観て来た。
地球最后的夜晩/ロングデイズ・ジャーニー、イントゥ・ナイト [中国]
『ロングデイズ・ジャーニー、イントゥ・ナイト』[地球最后的夜晩]ビー・ガン(畢贛)監督
『凱里ブルース』で心酔したビー・ガン監督の待望の新作である。
期待を裏切らない素晴らしい作品だった。
’19 年を予定していた日本公開が’20年にずれ込むようだが、次のディケイドの幕開けに相応しい作品になると思う。
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電影2018 [中国]
日中平和友好条約締結40周年記念映画上映会「電影2018」@六本木TOHOシネマズ
上は会場で配られてた小冊子。日中合作の系譜に『未完の対局』('82)の記載があった。これDVDになってないしTV 放映もないですねぇ。一方、明らかに日中合作と思われる田壮壮監督の『呉清源』(06)はこの冊子には記載なし。思い出したけど『呉清源』は『アジア映画の森』(作品社)でも無視されてたぞ。傑作なのになぜだ?!
彩色天空 [中国]
ヤン・フードン(楊福東)『彩色天空:新女性 II』@表参道エスパス・ルイ・ヴィトン
2017.10.18(水) 〜 2018.3.11(日) (終了)
蔡楚生監督『新女性』('35)へのオマージュ作品の続編。これは期待通り素晴らしかった。
5面のスクリーンに写しだされるカラフルな官能美に痺れる。「鹿を指して馬となす」という故事の引用も。
関連記事→https://e-train.blog.so-net.ne.jp/2010-05-23
路辺野餐 [中国]
『凱里ブルース』(原題:『路辺野餐』) 畢贛(ビー・ガン)監督
佛告須菩提
爾所国土中所有衆生若干種心
如来悉知 何以故
如来説諸心皆為非心是名為心
所以者何 須菩提
過去心不可得 現在心不可得
未来心不可得
中国独立電影展2015 [中国]
第五届東京中国独立電影展 中国インディペンデント映画祭2015 @ ポレポレ東中野 (2015.12月12日(土)〜27日(日)
隔年開催の映画祭。前回は渋谷だったけれど、再び古巣の東中野に戻っての開催。
やっぱりこっちの方がしっくり来ますね。ドーナツ食べられるし。
年の瀬押し迫ったこの時期に、年間ベストを更新してしまうような傑作に出会えて興奮する。
sound of silence [中国]
『SOUND OF SILENCE 〜中国無声映画と音楽の会〜』9/7-8 @ザムザ阿佐ヶ谷。
デジタル修復で甦った20−30年代の中国無声映画の傑作と、日中のミュージシャン・活動弁士によるコラボレーション。
無声映画+音楽の生演奏ということで、勝手に胡弓とかピアノ等を想像してたら、なんとエレクトロニカ系!でびっくり。よくチラシをみたら孫大威(sulumi)とか観たことある名前。大友さんブッキングされてるんだからもっと早く気づくべきだった。実際、無声映画とノイズ・エレクトロニカ系はすごく相性がいい。古い骨董品がビビッドに現代性を帯びて来るような感じだ。思わぬ収穫だった。
第4回中國独立電影展 [中国]
2013年11月30日〜12月13日@オーディトリウム渋谷にて。(終了)
今回は東中野から渋谷に会場を移して開催。
個人的に渋谷はアクセスしやすくて便利なのですが、独立電影+ポレポレ東中野の雰囲気も捨てがたい。(ドーナツが食べられなくなった)
今回は7本を鑑賞。どうやら評判の良かったドキュメンタリー『唐爺さん』(徐童監督)を見逃してしまった模様。また機会がありますように。
以下、ツイッターメモのまとめ。
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