サイアムの夏 [脱線]
”Summer in Siam" The Pogues(1990)
When it's summer in siam
And the moon is full of rainbows
When it's summer in siam
And we go through many changes
When it's summer in siam
Then all i really know
Is that i truly am
In the summer in siam
written by Shane Macgowan
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行楽地からの帰り道。
あるいはチェンマイからバンコクへの長距離夜行バス。
でもロケ地はたぶんサイアムじゃない。
どこかの環境ビデオみたいだけど、夏の終わりを感じさせるなあ。
paint it black² [脱線]
BLACKBLACK from L.A. performing at UNIT Daikanyama , 21 July 06
Attention please.
Now we' re changing to The "West-bound" Train......
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インディー雑誌のパイオニアにしてサヴァイバー『米国音楽』の主催する『Paint it!... 』というイベントに行って来た。
メインアクトはLAから夏休みを利用して来日したBLACKBLACK。(眠気覚ましのガムじゃないですよ)
http://www.myspace.com/blackblack
ディーバ(B&Vo19歳)、ローラ(Dr、15歳) クラーク(G、26歳 from Fantom Planet)の3ピース。三人はそれぞれ、インディアン、トラの着ぐるみ、殺人容疑者風の、まるでアメリカの暗黒史的なコスチュームで登場。
ソフィア・コッポラの『バージン・スーサイズ』の時代設定が06年だったとしたら、間違いなく彼らの曲がBGMとして使われたのでは?と思われる世界観。ティーンエイジの視点ながらも、日常の狂気や不確かさを時にゆったりと、時にパンクに歌う。
ディーバ&ローラはモデルもこなす「超」美少女姉妹。クラークも相当なイケメン。(こんなときにデジカメを忘れるというていたらく。携帯のカメラで撮影)特に、ディーバの細くX脚の足、その佇まいは、儚さと同時にただものではない何かを漂わせていた。
美人姉妹の父親はなんとBauhausのドラマーという血統書付き。ホームタウンのビヴァリー・ヒルズのセレブリティ人脈に支持されているという。
Blackblack mathom record 1st CD 23Aug on sale |
NHHMBASE
そのほか、驚いたのは、nhhmbase(ネハンベース)というポストロック系の日本のバンド。
インプロヴィゼーション的な曲の展開、変化球タップリのメロディ、疾走感、グルーブ感、どれも新鮮だった。聴きながら、くるりのレーベルから出ていた『越後屋』というバンドを思い出した。
ワタナベイビー似のギーター&ヴォーカルは、本当に気持ち良さそうに演奏してるし、中川家弟似のベースは客にずっと背中を客席に向けながらおフザケを連発。何かクスリでもヤってるのか?というノリだが、演奏の実力は相当なもの。余裕があるってことなんだろう。
坂道を楽しそうにスキップして下ってたら、止まらなくなって暴走し、最後にゴミ箱に突っ込んでしまった、、、ようなライヴだった。
http://www.geocities.jp/nhhmbase/