蔡國強

『未来への提言』という番組に中国現代美術の第一人者、蔡國強が出ていた。
なぜかインタビュアーが片岡鶴太郎。北京五輪の花火の演出を担当したのが蔡國強だったそうだ。知りませんでした。天安門事件後、東京へ渡るのですが、その辺の詳しい説明はなし。東京での貧乏生活の話から、グッゲンハイム美術館での大規模な個展までの道のり。華麗なるサクセスストーリーなのだが、その人柄のせいか、自慢話には聞こえない。そしてインタビューの最後に、未来に向けての提言をボードに書いてください、と頼まれる。そこに書かれた文字は・・・・「満足感」だった。うーん？意味深な言葉だ。

上の動画は去年の１０月に広島で行われたパフォーマンス。
なんといいますか、追悼の黒い花火が、きのこ雲にも見えます。
アート集団chim↑pom事件もこの時期だったようだ。