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ネオ・トロピカリア [アジア総合]




東京現代美術館にて『ネオ・トロピカリア〜ブラジルの創造力』(終了)
http://www.neo-tro.com/#

正月の2日に旧友と出かける。
1968年、軍政時代に起こったトロピカリア・ムーブメント以降のブラジルの現代美術を追った、大規模な展示。
一番印象に残った作品は、大きな植物の葉をボックスの穴に差し込むと、葉っぱが共振版になって、つまりスピーカーになって、音楽が流れるというもの。別の穴に差し込むと、違う楽器の演奏が流れ、アンサンブルになっていく。誰の作品だったか失念したが、ブラジルらしい作品だと思った。また、リジア・パペの天井から金色の糸が幾つも張られたオブジェは、ハープなどの弦楽器、あるいは、ゆで卵をスライスする道具を思わせるが、シンプルで美しい。
そのほか、代名詞的なオリエ・オイチシカの作品、1913年生まれの日系人一世、トミエ・オオタケ、その息子の作品もあった。日系ブラジル人の視座は、多元的・多文化な時代に、日本にとって頼もしい道標になってくれるのでは、と思う。



清澄公園、霊厳寺などを散策しながら放談。この辺は正月はどこも閉まってるだろうから、場所を渋谷に移し、シネマヴェーラで『十八才、海へ』を観て来たというもう一人の友人と合流して、インド料理屋で食事する。



今年もよろしくお願いします。


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