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ベア・ガーデン [タイ]


Bear-garden's performance at SOI music festival 2005, Yokohama



バンコク・インディーズシーンで異彩を放つPanda recordは、例えばユニバーサル傘下のSmallroomなんかと比べると、手作り感、手弁当感あふれるインディーズ・レーベルといっていいかもしれない。そのレーベル設立者でありオーナーであるJUNEは、ミュージシャンであり、グラフィック・デザイナーでもある。彼女の一人音楽ユニットBear-gardenは、ソイ・ミュージック関連のイベントにも多数出演し、日本での知名度も上昇中。名前のBear-gardenとは、部屋がとっちらかった時の状態を指す彼女の造語だそうで、なんだかユーモラスなイメージが湧いてくる。

ライブではフェンダー・ベースを器用に弾きながら、カーディガンズのニーナに比肩するようなベルベットヴォイスで歌う。キュートという言葉だけでは片付けられない独特なポップセンス。従来のポップソングを解体し、再構築したようなメロディは、タイ国内ではかなり斬新で、挑戦的なのではないだろうか。ライブでおなじみの曲「Grey Century」、像の行進のPVが楽しい「Walks」はいずれもファースト・アルバムの曲だが、ポップロックファンのツボを押さえる名曲だと思う。アルバムではほとんどの楽器をJUNE一人でこなすマルチぶりだが、盟友、Stylish Nonsenseの二人の強力なサポートも受けながら、これまでに4枚のオリジナル・アルバムを出している。

そんな彼女が昨年末から都内でツアーを展開中。残るは追加公演1回のみ!
http://soi.jugem.cc/


(左上)1st album『I 'm a gardener』(2001)
(左下)2nd.『Mercy Killing』(2003)
(右上)3rd『Blue Traveller』(2004)
エイトビートの表題作はライブでもおなじみ。
(右下)4th『Love is sweet suicide』(2005)
3曲目、 ダブル・ジュンによるデュエット曲。



Panda record オフィシャルサイト:
http://www.wearepanda.com/pandarecords/homeframe.htm

『Panda Ranger act3』(2002)
ガンダムかと見まがうジャケットのPanda record レーベル・コンピ第三弾。
Bear-garden, Stylish Nonsense 参加のエレポップ集。





『PandaScream』(2004)。
赤塚不二夫を思わせるジャケットが楽しい、Eastbound downersを含めた少しだけハードなロック集。
『Panda Number 5. Between Hell and Heaven』(2005)
最新コンピレーション。



June and Jiro Endo playing together on last day of Yokohama Triennale 2005.




Double June at SOI graf summer, Osaka, 2005
右はPanda record のもう一人の中心人物、June(同じニックネーム)ことYuthana Kalambahet(a.k.a Stylish Nonsense, Meauwer)




SOI music festival , Aoyama, 2004



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