妮波寺 [台湾]
Sorry Nipples(2005) White wabbit records |
「妮波寺」はどこかの尼寺のことではなくて、Nipplesの中国語発音表記。
前出のWhite wabbit recordsのコンピレーション『LOBO ONE』にインスト曲“james bomb D"が入っていたポストロック系のバンドだ。
彼らの2枚目のアルバムが7月にリリースされていた。共演したこともあるモグワイや、Sonic Youthあたりを思わせる骨太で力強い音。コンピではインストバンドかと思っていたら、アルバムにはヘタウマ系(?)の女性ヴォーカルが何曲か入っていて、この辺が好みの分かれるところ。その声の持ち主で、リーダーのKKは、実はWhite wabbit recordsの設立者でもある。彼女が台湾インディー・シーンの牽引者であることは間違いないだろう。
メンバーはKK(vo, b)のほか、小花(g), 小蘇(g), 凱同(dr)。ツインギターの4ピース。 4人は何度も来日しているらしく、先月も横浜でライブがあったらしい。(10/3 mon NIPPLES JAPAN TOUR〜初心者歓迎、台湾!at Thums Up)轟音の中で彼らの音を聞いてみたかった。
また、台湾の独立を支援するライブツアー(Say yes to Taiwan, Rose tour)などにも参加していて、政治的な活動にも力を入れているようだ。
http://www.wwr.idv.tw/nipples/main.htm
Nipples、10/3のライブ写真見つけました。
http://www002.upp.so-net.ne.jp/qqr/event/gallery/g2005_11.html
by モンキーカネコ (2005-11-05 01:48)