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久保田麻琴 [アジア総合]

世界の音を訪ねる―音の錬金術師の旅日記

世界の音を訪ねる―音の錬金術師の旅日記

  • 作者: 久保田 麻琴
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 新書


90年代初頭、ワールドミュージックというジャンルとともにアジアブームを巻き起こした久保田麻琴の仕事は鮮烈だった。
たぶん、誰もがディック・リーの最高傑作に挙げるだろう『エイジア・メイジア』。また、パルコのCMで海辺で腰をくねらせて踊る半裸の少女、メリアナの歌う曲。エルフィ・スカエシ。チャンプルーDKI....。
だから、彼が「ラリーズ」、「夕焼け楽団」を経てインドネシア、シンガポールのミュージシャンたちと交わって行く過程を語った本書の第2部は、読んでいてとてもスリリングだった。当時の日本の音楽業界の動向や、細野晴臣の『トロピカル・ダンディー』〜『泰安洋行』を作るきっかけに久保田が大きく関わっているのも興味深い。
旅先でのセッションをミックスした?CDつき。



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