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Fruit Records [シンガポール]

"Peachly little secrets" (2006)
Fruit Records



年の初めにはさわやかな、清々しい音楽が聴きたい。

SerenaideのCDを出しているシンガポールのインディー・レーベル、Fruit Recordsの最新コンピレーションはそんな時にうってつけ。
このブログでも触れたMocca(インドネシア), Annemarie(インドネシア), Serenaide(シンガポール), The Mashmallow Kisses(香港), My little Airport(香港)の名曲も入っていて、アジアのギターポップのベスト盤的な選曲だ。(欲を言えばタイや、台湾あたりのバンドも入れてほしかった)

インドネシア、マレーシアのニュー・カマーの音も入っていて、CoupleFernsという二つのマレーシアのバンドは、あのRolling Stone誌の『My space.comにおけるベスト25バンド』に選出されている注目株。(1700以上のノミネートからマレーシアのバンドが2組も!)
また、非アジア系のバンドは7曲入っていて、1曲目のスウェーデンのingenting、15曲目のスペインのLa Casa Azulの曲も素晴しい。全20曲。


"pop cuts" (2004) CD-R
Fruit Records


最初のコンピレーション。Mocca, Serenaide, Homogenic(from Indonesia)収録。


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オブザバトリー [シンガポール]

”Blank Wall”
the observatory (2005)


昨年の10月に東京アジア・ミュージック・マーケット(TAM)というショーケースで来日していたというのに、その姿を観られなかったのは、今となっては大変悔やまれる。バンコクのイベントにもよく出演していて、ブログで話題になっていたのにもかかわらず、またJ-waveでさえ取り上げていたというのに、つい最近まできちんと音源を聞いていなかったのは本当に不覚だった。

2ndアルバム『Blank wall』がitune music store からDLできる。
(※2009年現在、3rdアルバム『Far cry from here』を含めたアルバム全3作品がDL可能。)
ジャンルはエレクトロニカになってはいるが、例えば、スウェーデンのLast Days Of Aprilあたりのエモーショナル・ロックと言った方が、ピンと来るかもしれない。ジャズの要素も多分にあり、凝ったメロディラインがすばらしい。そしてドリアンの雨が降ってきてもその冷静さを失わないようなクールなヴォーカル。プロデューサーにノルウェーのエレクトロニカシーンで著名なJorgen Traeenを迎えている。ミックスもノルウェーで行われた。これは世界水準の出来。

PV:http://www.theobservatory.com.sg/downloads/videos/MTV_Olives.mov

バンドは、レスリー・ロー(vo,g)とヴィヴィアン・ワン(vo. key)のソングライティングチームを中心に始まり、次にダルマ(g)が加わる。エヴァン・タン(programing,laptop)、ビクター・ロー(g&b)、そしてアダム(dr)の加入で、現在の形になる。中国系、インド系、マレー系が混成しているのもシンガポールらしい。 興味深いのは、ソングライティングの二人が、影響を受けたアーティストの一人にTim Buckleyを挙げているところ。1st『Time of rebirth』はHPで視聴したところ、もう少しジャズよりで、kings of convinenceな感じ。こちらも是非、手に入れたいアイテムだ。

Time of Rebirth

Time of Rebirth

  • アーティスト:the observatory
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2007/03/13
  • メディア: CD


オフィシャル:http://www.theobservatory.com.sg/wp2.php?px=0
myspace:http://www.myspace.com/theobservatoryband



(2009年追加)

The Sink (collage)/ the Observatory(2007)


A Far Cry from Here

A Far Cry from Here

  • アーティスト:the observatory
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2007/05/15
  • メディア: CD

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受話器の向こう側 [シンガポール]

『The Other End of The Reciever』 
Serenaid (2004)Fruit Record



去年のバンコクのFAT Festivalにも参加していたシンガポールのインディー・ギターポップ・バンド。
UKのスウェードとかスミスとかパルプとかのテイストを見事に消化して曲を作ってる感じで、中には、これカバーか?と思ってしまうくらい本家に肉迫しているものもある。(ひとつ間違えると、モノマネ大会になってしまう危険性も。)
シンガポールは主に中華系、マレイ系、インド系から構成される多民族国家だけど、バンドメンバーは全員マレイ系のようだ。


Serenaide - The girl from katong


Serenaide - The Sweetest
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