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『旅シネ2000-2019』出版 [映画ベストテン]

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http://tabicine.stores.jp

暑中お見舞い申し上げます。
リアルタイムな投稿は久しぶりかもしれません。


『旅シネ 2000-2019』出版のお知らせ

僕も時々寄稿していた旅行人ウェブサイトの映画レビュー「旅シネ」が、この度、
『旅シネ 2000-2019 映画で旅する世界:21世紀のワールドシネマ』(長っ)というタイトルで本になります。8月14日(金)発売です。
実に17年間にわたって650本以上のレビューが掲載されてきたのですが、その膨大なレビューの中から地域性、時代性を重視して200本にセレクト。製作年度順に並べました。映画で21世紀を、世界の動静を、振り返ってみようという趣向です。(もちろん、地域別のさくいんもあります)

思い返せば、このブログを始めたのが2005年頃。「旅シネ」はそれより少し前の2003年から始まりました。アジアの面白いポップカルチャーが次々と出て来て、本当にワクワクする時代でした。潮目が変わったのは、中国の台頭、そして3.11でしょうか。危機的な時期を乗り越えつつありましたが、まさかこんなパンデミックの時代がやってくるとは思いもしませんでした。

というわけで、この本を読みながら、こんな映画があったんだ、こんな時代だったんだ、と改めて再発見してほしいと思います。
今回、僕は文章を手直した上(字数制限があるので)イラストもかなり描きおろしました。ほか、コラムや、執筆者による年度別ベストテンも網羅してます。ポップでカラフルな装丁はあの蔵前仁一さんです。将来プレミア化するのは間違いないと思います。

今のところ、アマゾンや書店で販売する予定はなく、こちらのサイトのみの通販になります。先週から予約受け付けています。刷り部数が少ない上、おそらく増刷はしないと思うので、数に限りがあります。なくなったらごめんなさい。

何卒、よろしくお願いいたします。

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電影2019 [中国]

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中国映画祭「電影2019」

去年は日中平和友好条約40周年ということで特別なのかと思っていたら、今年も。このまま恒例化するんでしょうかね。有楽町で「電影2019」のプログラムから楊瑾監督『駐在巡査 宝音(ボヤン)』、唐高鵬監督『選ばれざる路』、ソンタルジャ監督『アラ・チャンソ』の3本を観て来た。

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キドラット・タヒミック [フィリピン]

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『500年の航海』(28thTIFFで『お里帰り』のタイトルで上映された)の公開を記念してのキドラット・タヒミック特集上映
『悪夢の香り『虹のアルバム』は既に観た事があるのでそれ以外を中心に観る。

関連記事→https://e-train.blog.so-net.ne.jp/2015-11-03(『お里帰り』)
    →https://e-train.blog.so-net.ne.jp/2018-11-03(『それぞれの道のり』)


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ラララ♫東南アジア クラシックス [東南アジア]

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東京国際映画祭CROSSCUT ASIA提携企画
ラララ♫東南アジア クラッシック@アテネフランセ文化センター


昨年の東京国際映画祭のアンケートで、アジア映画のクラシックを、とりわけリノ・ブロッカとP.ラムリーを見せて下さい、とリクエストしたんですが、その願いを汲んでくれたようなプログラムでした。見逃していたヌグロホ監督『オペラ・ジャワ』も。

シンポジウムはアジア・フィルム・アーカイヴのカレン・チャンさんのお話、石坂健治さんの「マレーシア映画週間」(1990)の当時の企画や、P.ラムリー作品を借りる際に立ちはだかる邵氏組織、ミャンマーでの「映画探偵」調査の話が印象的だった。70年代のアジア映画はポストプロダクションに日本の現像所を使うことで、かなりのネガが残ったという保存状況の話もあった。


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2018年度映画ベストテン [映画ベストテン]

「旅シネ」に寄稿した2018年度の映画ベストテンです。


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イサーンvol.3 [タイ]

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「爆音映画祭2019 特集タイ イサーンvol.3」@恵比寿TOP

爆音映画蔡タイ・イサーン特集もこれで3回目のようだが、参加するのは今回が初めて。
ルークトゥンの女王と言われたプムプワン・ドゥワンチャンの伝記映画『ザ・ムーン』(2011)が上映されるとのことで、この機会を逃してはなるまいと馳せ参じた。
爆音上映(爆音といっても上質な音にこだわった上映)ということで、音も良かった。


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地球最后的夜晩/ロングデイズ・ジャーニー、イントゥ・ナイト [中国]

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『ロングデイズ・ジャーニー、イントゥ・ナイト』[地球最后的夜晩]ビー・ガン(畢贛)監督


『凱里ブルース』で心酔したビー・ガン監督の待望の新作である。
期待を裏切らない素晴らしい作品だった。
’19 年を予定していた日本公開が’20年にずれ込むようだが、次のディケイドの幕開けに相応しい作品になると思う。

関連記事→https://e-train.blog.so-net.ne.jp/2015-12-29




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象は静かに座っている [中国]

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『象は静かに坐っている』[大象席地而坐]胡波(フー・ボー)監督

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19th Filmex [アジア総合]

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 第19回 東京フィルメックス

北野事務所の離脱で開催が危ぶまれていたフィルメックスでしたが、蓋を開けてみたら凄いラインナップでぶったまげました。観たかったものが勢揃いでやって来た!という感じ。
実は、僕は第1回から通っているのですが(といっても全ての回を熱心に観た訳ではないです)、全作がグランプリ候補みたいな並びのコンペティションは初めてです。招待作品(ミンリャン、ホン・サンス、ギダイ、スタンリー・クワン、ジャンクー、メンドーサ、リティ・パン)も超級豪華だけど、今回ばかりは霞んでしまいそう。審査員にモーリー・スリヤ監督も参加、開会式もラフな形で始まったり、いろんな意味で「伝説の回」となった気がします。

個人的ベストは、映画的冒険してる作品が好きなので、『ロングデイズ・ジャーニー、』『マンタレイ』『引き裂かれた羊』『象は静かに座っている』あたりなのですが、社会派リアリズムなら『シベル』『アイカ』『自由行』『夜明け』も捨てがたい。今回は本当にレベルの高いコンペだった。


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ベトナム映画祭2018 [ベトナム]

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日越外交関係樹立45周年記念事業「ベトナム映画祭2018」
in 神奈川(9/1~9/9)
in 新宿(11/10~23)


TIFFでベトナムの特集をやって欲しい、と何年も前からつぶやいていたのだけど、枠外ながらようやく東京地区で「べトナム映画祭」が開催された。なぜか神奈川〜横浜(9月)と新宿(11月)と2都市に渡る開催。ラインナップはすでにDVDになってるものも多く、ニューウェィヴやアートハウス作品が少なめなのがちょっと残念だったが、『漂うがごとく』(09)の上映はとても嬉しかった。そのプログラム中から7本を鑑賞。ベトナムの人々が今求めてるものがよくわかるようなトレンディなラインナップだった。

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