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レーカー [インド・南アジア]


In Aankhon Ki Masti Ke from "Umrao Jaan"(1981)

『日印交流年〜インド映画の輝き』(10/9-11/16@東京国立近代美術館フィルムセンター)も佳境に入って来ました。
上映作品の数は88年の『大インド映画祭』以来の規模だそうで、これを逃してはなるまいと、時間の許す限り観ています。

『踊り子』(1981、原題"Umrao Jaan")は19世紀、セポイの反乱が起きる頃を舞台にした話。少女時代に人さらいにあい、ラクナウの娼館に売られ、遊女として育てられたウムラーオ・ジャーンの半生を描いたもの。王族貴族のボンボンに見初められ(上の動画)、恋仲になるのだが、男は家族の望む別の女性と結婚してしまう。その後、盗賊の首領と仲良くなったりするが、彼も戦闘で殺されてしまう。戦乱で混乱する中、紆余曲折あって自分の生まれたファイザーバードの村にたどり着き、母親と再会する。だが、かつては幼かった弟に「汚れた遊女とは一緒に住めるか!」と追い出され、一人になってしまう・・・。

ウィキペディアによると、原作はウルドゥー語の小説『Umrao jaan Ada』でミルザー・ハーディー・ルスワーによって1905年に書かれたもの。パキスタンでも映画化されていたり、最近はアイシュワリヤー・ラーイ主演でリメイクされた。
映画全体はこじんまりとしてしまって、個人的にはパッとしない感じがしましたが、そんな中でも日本のCMにも出ていたという女優レーカーの憂いのある妖艶な肢体とサウンドトラックが強く印象に残ります。この女優の存在だけでも、この映画はいつまでもクラッシックとして語り継がれるのでしょう。吹き替え歌手はアーシャ・ボースレー。


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