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アイランド・ロック [ハワイ]

マッキー・フェアリー・バンド

マッキー・フェアリー・バンド

  • アーティスト: マッキー・フェアリー・バンド
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2002/07/31
  • メディア: CD




ハワイのサーフ・カルチャー系ミュージシャン、Jack Johnsonは、今とても人気があるけれど、遡る事30年ほど前、やはり世界で人気を博したハワイのミュージシャン達がいた。

当時一世を風靡していたニュー・ソウルやウェストコースト・サウンドがハワイのロコと伝統音楽に結びついて、通称アイランド・ロック(ポップ)と呼ばれるカテゴリーを作り出した。その代表格がカラパナということになるけれども、カラパナから脱退したマッキー・フェアリーが結成したバンドの1st(1978年発表)がこのアルバムだった。

サーフ・カルチャーと強い結びつきを持ったカラパナに比べると、都会的で、海岸沿いのドライブとか、リゾート地で聞いたらハマリそうなメロウでAOR的な音楽。70年代終わりから80年代初頭の経済うなぎ上りの中で青春を送った日本のヤングにも、さらに90年代の復古的フリー・ソウルファンにも支持された名盤だ。

だが、時は流れ、1999年、マッキー・フェアリーは43歳の若さで刑務所の中で首吊り自殺してしまう。背景にはドラッグ中毒や家庭内のトラブルがあったらしい。楽園の裏側に潜む闇。そんな事実を知ると、ホノルルの夜景を写したと思われるジャケットが、妙にもの哀しく映る。


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